インフォメーション
7月も終わりが見えてきて、8月の気配がしてきました。
仙台の8月といえば七夕まつり。荒町商店街も今年も多くの七夕飾りで彩られる予定です。
お店を開く前から、毎年のように街中や荒町商店街の七夕飾りを見ていたので、昨年お店をOPENしてすぐに、七夕まつりに飾りを出しませんか?と誘われた時は本当に嬉しくて。
二つ返事で出ます、出ますと返事をしたものの、商店街の方々から「大丈夫?」「大変よ?」と心配のお声かけを頂き、これはもしや相当大変なのでは…?と焦りだした去年の6月末。
本当に右も左もわからないまま、たったひとり、図書館で文献を見たり、YouTubeを見たり、文房具屋さん(その節は東口の紙匠さんに大変お世話になりました)に色々教えて頂いてデザインを決め、憑りつかれたように寸暇を惜しんでお花紙を折り広げ、材料の量の塩梅もわからず毎日何かが不足し日課のようにダイソーと文具の森に行く日々。
出来上がらない!間に合わない!もう無理!!という追い詰められた夢を毎日のように見ました…。
しかし、なんとか完成し、迎えた当日8月6日。早朝無事に飾りがあがり、ヘロヘロのまま営業している私のところに「銅賞」の札が届いたのでした。本当に本当に嬉しくて飛び上がるほど!とのことはこのことかという感じで。その後、荒町の七夕の写真がTwitterでバズっていて、それに映っていたのが、しぶきのサンド亭の飾りだったり(!)、使った吹き流しを毘沙門堂でご祈祷頂いた鉛筆に巻いて「ゲン担ぎ」として皆様にお渡ししたりして…。何かと思い出深い七夕となりました。
そして今年。去年の反省を生かすべく、早めにデザインを決め、実家の母と妹(in福岡)にも助けを求めお花を作って送ってもらい、ご近所の七夕名人に教えを請い七つ飾りの作り方を教えてもらい、そして、お客様方にも吹き流しや和飾りや飾りつけを手伝って頂き、やっと8割くらい完成しております。
去年の様子をご存じで心配して声を掛けてお手伝い頂いた方、また、ただ来店したのに私に声を掛けられて何時間もお手伝い頂いた方、本当にありがとうございます。
七夕飾り、お天気に恵まれうまくいっても8月6日から8日までのわずか3日間のみが皆さまの目に触れる時となります。その期間だけでは寂しいなぁと思うので、どうぞご機会かりましたら、8月5日までご来店の上、制作中の飾りではございますが、愛でて頂き、これからの佳境に向けて叱咤激励頂けますと幸いです。
写真は昨年バズった荒町商店街の七夕の写真(中央青いのが昨年のしぶきのサンド亭の飾りです)